こまどりの日記

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小説「こち亀」  

『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』
マンガのノベライズはほとんど読まないんだけど、執筆陣が豪華だったので手を出してしまった。
「有名だけど読んだことのないシリーズ」とのコラボ(新宿鮫とかIWGPとか)は興味深く読んだ。
ただ、全体的に気になる点は、こち亀キャラがどうも原作とは違和感があるってことだ。
言動はともかく、まず口調が違うと感じることが多かった。
そこが気になって肝心の話がおもしろいかどうか、いまいち掴めなかった。
その点でいうと、両さんの出番が効果的な一点に絞られている、今野敏の「キング・タイガー」と京極夏彦の「ぬらりひょんの褌」は楽しめた。

はじめは通勤電車で読んでいたけど、イラストが思いのほか多くて恥ずかしかった。
小さめのカットなんだけど、全部で37枚あった。
基本的に描いてある人物はこち亀キャラとエキストラのみ。南極夏彦は例外かな(笑)
秋本先生は各作品の描写に忠実に描いてるみたいで、特に麗子は印象の違うイラストが見られた。

●大沢在昌「幼な馴染み」
新宿鮫とのコラボ。両さんが粋でむずがゆい。まあ、そういうとこ、あるっちゃあるけどね。マンガなら気にならないけど、文章だけだと妙に気取ったふうに感じちゃうのよね。
でもそれを気にしなければ、普通にかっこよくて好きだな、このキャラ造形。

●石田衣良「池袋⇔亀有エキスプレス」
IWGPとのコラボ。両津がマコトに身元調査の依頼をする話。
オンラインとオフラインも分からない両さんて。ネット普及前からタイムスリップしてきたみたいだ。

●今野敏「キング・タイガー」
これ良かった。定年退職した元警察官が、模型店に展示してある両津作品に触発されて、模型に没頭していくという話。両さんもまさか自分が、面識のない元警視に「神にも近い両さん」と思われてるとは想像すまい。

●柴田よしき「一杯の賭け蕎麦-花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す-」
花ちゃんシリーズとのコラボ。麗子のキャラが違和感ばりばりですごく気になった。なんであんなにバカみたいな口調なんだろうか麗子。
柴田さんはこち亀初期にジャンプ読んでて、アニメもお子さんと一緒に全編見たらしいのに。それとも私が知らないだけで、連載初期やアニメにはああいう麗子が存在してるの?
ま、ともかく。花ちゃんが警察官時代に両津の名前を聞いたことがあるってことは、柴田作品は別シリーズとリンクしてるから、麻生や緑子も両さんを知ってる可能性があるんだな。そう思うとちょっとおもしろい。山内と両さんの会話とか聞きたいわあ。金儲けに関して意外に気が合うかもしれん。
花ちゃん、園で預かってる子供のために、まずい激辛蕎麦早食い競争に両津と参加。
快感にも似た、あまりの苦痛にマゾの素質を疑いつつ、勝負が決まったと同時に気絶。
いつも危ない橋渡ってるけど、花ちゃん、あんたいつか子供のために命をおとすよ……。

●京極夏彦「ぬらりひょんの褌」
妖怪シリーズファンには「中野で古くから古書肆を営む謎の老人」が気になりすぎて、寺井のキャラがたまに狂ってるとか、こち亀ネタ満載とか、そんなことは正直どうでもいい(笑)。
100%、京極堂だろうから老人の正体はともかく。老人の話にでてくる「私の友人」たちに興味津々。
まず友人の小説家って関くんのことだよね。そうか、先に鬼籍に入ったのか……しんみり。
関くんは友人連中が残らず死んでも、ひとり長生きするかと思ってたのに違った。
どうやら『巷説百物語』の百介ポジションを関くんに重ねてたみたいです私。
長いつきあいでさすがに「知人」から「友人」にランクアップしたらしい。良かったね!
エノさんは「財閥の長」になってるもよう。いつ探偵やめたのさ?
「警察関係の友人」数人も警視庁や警察庁の幹部クラスになってるって。……そこに木場修も含まれてるよね?(不安)
オチがなかなか楽しかった。なんという愛憎劇(笑)。

●逢坂剛「決闘、二対三!の巻」
御茶ノ水警察署シリーズとのコラボ。
これまた麗子に違和感。原作で麗子がこんな感じだったことある?
てゆーかこれ夢オチ……。そうか、夢なら麗子が両さんと署内トトカルチョでインチキして小銭稼いでもいいんだ。そうかそうか。

●東野圭吾「目指せ乱歩賞!」
両さんが賞金狙いで江戸川乱歩賞に応募する話。
下読みの選考委員を見張ってて、落とされたらその場で選考委員に迫って、指摘された問題点を書き直す。三次選考までそれを繰り返して本選にこぎつける。
めちゃくちゃだなあ(笑)東野さんのこういう「名探偵の掟」系の話は好きです。
いまなら東野圭吾といえば「ガリレオ」よね。湯川でもいいけど、ドラマでは出番的に不遇をかこった(超不満)草薙との共演が見たかった。

Posted on 2007/11/10 Sat. 14:19 [edit]

category: 本・マンガ・雑誌

thread: 読書感想文 - janre: 小説・文学

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